「犬や猫を食べないで」ベトナムの首都ハノイ当局が、市民に要請!

ベトナム

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2018年09月14日

AP伝にれば、ベトナムの首都ハノイ市当局10月10日付で12日までに、「犬や猫を食用にするのをやめる」よう市民に求める通知を出したとのことである。その理由として犬や猫を食用は「多くの外国人旅行客や居住者を怖がらせており、文明的、近代的な首都のイメージを損ねている」と強調し、また、狂犬病などの感染症が広まるリスクがあることを挙げている。経済発展が続くベトナムでは、所得水準が上がるにつれ犬や猫をペットとして飼う人が増加しており、動物愛護意識が高まっていることが背景にあると見方も伝えている。

10日付の通知によれば、ハノイには犬と猫が計約49万匹おり、9割近くがペットとして飼育されている一方で、残りは「その他の目的」のために飼われていると説明しており、食用が相当数に上っている。

伝統食文化は他民族から見れば異文化

ハノイの犬の卸業者。画像:AP通信配信。

ベトナムでは一部に食として犬肉が珍重される。犬よりも数は少ないものが、猫肉の愛好者もいる。が、こうした文明的、近代的という基準だが、動物種のどこに基準の線引きをするかは、難しい、欧米系旅行者や居住者の動物愛護観もかなり偏っている。彼らの動物愛護者からすれば、日本の伝統食クジラ肉も強い非難を浴びている。江戸期末、四足を食す欧米人は、日本では禽獣の類と見られ、また、欧米人からすれば、魚肉を生で食べる日本人に驚いていた。犬食はベトナムのみならず、朝鮮、中国でも行われており、カンボジアでは犬は食べても猫を食べる例は少ないが、ネズミ、蜘蛛や体長1mを超す水トカゲを食べる。また、ロシアでは、キルギスの人たちの偏見として「牛、馬の生肉を食べる」といった侮蔑例もある。

犬食文化 画像:Wikipedia の「犬食文化」掲載写真「湖北省犬肉店(貴州省名物と宣伝)。

要は異文化なのである。現代の欧米系文化基準が全てという見方こそ、世界の紛争の種になっていることも確かな事実なのである。日本では、猫食はないが、三味線は猫皮が使われている。人間は猿とつながる雑食なのだから、食べられるものは何を食べても不思議ではない。

 

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