「Lao Visit Laos」国内向け旅行キャンペーンを開始

ラオス

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2020年07月21日

ラオス政府は、低迷する観光産業を支えるため、ラオス商工会議所と提携して、「Lao Visit Laos(ラオス人がラオスを旅行する)」キャンペーンを7月から本格的に開始した。ただし、特別な補助金などはない。ラオスは、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大の中、4月から入国禁止措置を継続しており、外国人観光客の受け入れが途絶えている。一方で、国内の感染者は4月13日以降、発表されていない。

キャンペーンの一例を挙げると、ラオス国営航空は5月22日から国内線の主要路線を再開したが、今回、旅行代理店大手のエクゾ・トラベルと提携し、首都ビエンチャンから世界遺産都市ルアンパバンへのパッケージツアーの販売を開始した。価格は、往復航空券と高級ホテルのキリダラホテル2泊3日の宿泊パッケージを2人1室で280万キープ(約3万3,000円、1キープ=約0.012円)で、新型コロナウイルス感染拡大前と比較すると半額だ。

世界遺産都市として、年間60万人の外国人旅行者が訪問するルアンパバンには、ホテルとゲストハウスを合わせて348軒、6,746客室がある(ラオス観光統計2019)。4~5月のロックダウン中にはホテル、レストランは厳格なガイドラインの下で営業が認められていたが、国民の外出禁止や観光地の閉鎖など非常に強い措置が取られていたことから、観光客は激減していた。

ラオス人対象の国内旅行だが、効果は限定的

ラオス人の国内旅行者は、全国で235万人(ルアンパバンは22万人)(2019年)とある。しかし、その多くは長距離バスやゲストハウスを主に利用する中間層だ。利益を度外視した値下げのみでは、外国人旅行者の抜けた穴を埋めるのは難しく、経済効果は限定的だろう。ポストコロナの取り組みは始まったばかり、と言える。

*掲載画像:世界遺産・ルアンパバンの町

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