カジノ・ライセンス発行数が過去最高の163に、だが営業数は1/3弱の51店 なぜ?

カンボジア

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2019年06月15日

国内のカジノ認定が163件に達する

このほど、国内紙が報じたところによれば、カンボジアで発行されるカジノライセンス数が増加を続けており、経済財政省は2019年の最初の4か月で新たに13のライセンスが発行されたことを明かした。このライセンスの追加によって、国全体の合計数は過去最高の163に達したいう。

 が、営業中は認可の1/3弱の51店

そのうちの半数以上、正確には91のライセンスが、シアヌークビルとして知られるプレアシアヌーク州に位置している。日本語ニュース・サイトには上述の記事に続き「主に中国からの投資を資金源とした新カジノリゾートに関連したシアヌークビルでの急速な開発は、暴力事件の増加や汚染の拡大を巡る懸念の中で、ここ数年大きな争点となっている。」とある(これが、国内メディアの翻訳であるか定かでない)。だが、カンボジアでは一般的な中国人批判は許されても、当局への批判が争点といった話題になると、国内メディアではほとんど報道できないのが、現実である。

*中国Webサイトのシハヌークビルのカジノ地図では、97番までの番号が入っている。
Shihanouk Ville Casinoでgoogle検索すると.このCasino Mapが出て来た

認可数と営業数のギャップ、当局の腐敗体質が透けて見えてくる

知的なカンボジア人やカンボジアを知る外国人なら、経済財政省の広報垂れ流しのような記事と今や枕詞になっている「中国資本と中国人の急激な流入による治安悪化」を書き立てるが、カンボジア人であれ当地に住む外国人あれ、日常的な脅威は強盗、空き巣、引ったくり、置き引き等の金銭目当て犯罪で犯罪者は圧倒的にカンボジア人である。また、近頃、急増したのが信号近くで警備する交通警察官による中国人の風貌ならば、止められいちゃもんを付けられ金銭要求することも急増している。中国人の犯罪数増加(そのほとんが中国人が中国人を狙う犯罪)は急激な中国人入国の急増であるが、同時にカンボジア人による中国人狙いの犯罪や現職警察官の中国人へのタカリも急増しているが、当地の警察への信頼は低く、少々の金額(200-300㌦)ならカンボジア人はもちろん在住外国人だって届けない。だから、当地の犯罪数は摘発数に近く、犯罪数自体はその数倍から数十倍なのである!

だから、カジノの認可数と営業数のギャップから見えて来るのは、認可当局やそこで働く職員の積極的な売り込みが透けて見えて来る。かつては、アンコール遺跡入場券ですら、アプサラ機構の職員が公然とチケットをバイクタクシーに横流していたり、今でも時折、空港は預け荷物受取場にカンボジア旅行会社の出迎え人が公然と出入りする姿を見かける。端的に言えば、「お金さえ出せば、認可がもらえるよ。」という世界で、カジノに限ったことではない。だから、中国人の一旗組でも仲間を募って認可申請、そして認可稼ぎに精出す当局職員、そして全て官庁での(例えば犯罪被害者届=事故届すら)手数料を要求は常態化しており、そして上納システムがある。請求された者が動画でも撮って投稿しなければ、泣き寝入りであるの普通である。

シハヌークビルのカジノ

 

シハヌークビルのカジノ急増は野放しのような状態だが、これはカンボジアだからである。規制なんていうのものは建前で、害毒が明るみになって初めて、規制が始まるのである。国内外のメディアには「悪事は中国人のせい」にする風潮があるが、片腹痛い感がある。中国資本や中国からの借款の引き出しに積極的なのは、先ずはカンボジア政府であり、各地方当局が競い合った結果が「カジノの認可数と営業数のギャップ」に象徴的に表れているである。

*参照:下記の①の文をクリックしてください。

① もはや末期的か! シハヌークビルの中国化 ー当局による離島中国系カジノの強制閉鎖・解体処置ー

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