カンボジアの旅客者数、昨年比12%増加とあるが、実は中国人客以外は頭打ちか落ち込みへ

カンボジア

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2019年12月23日

旅客増は全て中国人旅客

今年1月〜11月までのカンボジアの国内空港の旅客者数は昨年同時期に比べ12%増加したという。これは、新たな航空会社の運航が開始されたことやカンボジア国内への就航便が増加したことが背景にあるとみられている。が、その根拠は、全てはプノンペン発着の中国本土路線か中国化著しいシハヌークビルへ中国本土、近隣国から中国人客目当ての航空会社の参入である。

カンボジア地元メディア情報は旅行情報であっても精査が必要

カンボジアの地元メディアが報じる観光産業情報は、その楽観的な情報こそ精査が必要である。要は、政権判断の情報のみが流れるというもので、時に各官庁の情報垂れ流しの感がある。要するにメディアは御用メディアである。例えば、今年4月、日本のメディアまで取り上げた「カンボジア=タイ国際列車開通」なぞ、式典当日、国境に架かる線路をわずか5分走行しただけで、未だ開通したいうその後の続報は無し。楽観的な情報ほど、尻切れトンボで後で調べるに式典以外の実績なしといったものが、実に多い。

独裁国家の御用メディアが政府官庁の情報垂れ流しというのは常であるが、日本語メデイアまでも翻訳情報垂れ流しか、カンボジアについてはAFPやロイターなどの外電をそのまま配信する日本の大手メディアも多い。一方、ネット時代特有の日本人フリージャーナリストと称する潜入記事ー特にシハヌークビル情報ーだが、潜入と称するようなものではなく、その内容もほとんど既知のものである。

深刻なシェムリアップの旅客数の減少、前年比11%になる

 

アンコール遺跡観光の中国人客、それも今や頭打ち。

今回のニュース「カンボジアの旅客者数、昨年比12%増加」は、地元メディアの報じる見出しで、その内容には、カンボジア国内の3つの国際空港を管理しているカンボジア・エアポート社(フランス外資系会社)の統計では、今年1月〜11月の旅客者数が1060万人にのぼったことが明らかになった、あるが、その次にさらりとプノンペン国際空港とシアヌークビル国際空港が最も旅客者数の増加率が高く、シェムリアップ国際空港では減少した、触れている。既に2018年、カンボジア観光のドル箱であった世界遺産:アンコール遺跡群観光の玄関口シェムリアップへの外国人旅客数は頭打ちから減少に転じていた。それが、2019年前年比11%減の350万人となったというのは、かなり深刻な観光事情とも言えるのではないか。

中国人旅客数が観光客数というわけではない

一方、プノンペン国際空港の旅客者数は昨年同時期比12%増となる550万人で、シアヌークビル国際空港の旅客者数は昨年同時期比177%増となる150万人を記録したが、旅客数が全て観光客数というわけではない。プノンペン空港到着口なぞ、明らかに観光客というよりはビジネス・労働と思われる30-40歳代の中国人男性のグループが目立つ。

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