<駐在員便り> プノンペン コロナ禍第3波で 夜間外出禁止令が出る 20:00~5:00 2週間

カンボジア

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2021年04月01日

4月1日の正午に先日カンボジア国会で一党の満場一致で可決された新法:コロナ対策法に基づきフン首相は政令でプノンペン都に「夜間外出禁止令」を発動しました。わずか2行の報道記事が政府の公式発表を一手に引受けている地元メディア:Khmer Times 英語版がその公式Webサイトに出ました。

前日の夜9時過ぎに「首相は新法に基づいて夜間外出禁止令が出せる」といった奇妙な記事がそのサイトに掲載されました。読めば新法律の説明でその第8条に夜間外出禁止令に触れていますが、その報道、どこにも発令するのか、どの範囲でするのかが書いていない記事でした。後で思えば、外国向けにショック緩和剤として記事で政府の意図にそった記事であったことが解りました。

昨晩、地元メディア:Khmer Times 「首相の権限で夜間外出禁止令」に触れ

Khmer Timesが昨晩、突如、首相に「夜間外出禁止令:PMは、リスクの高いC-19地域の制限に関する法令に署名できる」と報じた。

政府の広報を一手に引き受けているKhmer Timesがこうした記事をそれも夜になって報じるにはそれだけに意味がある。法律に署名できるとは、要は「夜間外出禁止令」を出せるということだが、同紙のWebニュースは法令の内容に触れ、首相が出せる権限を持つ以外に触れていない。勘繰れば可能性があると言っても、実施されても「感染のリスクが高い地域の一部の地域」という制限を設けており、「ただちに実施(適用)される訳ではない」と捉えるのが妥当であろうし、「状況悪化次第ではあり得る」ことを示唆した記事であろう。

昨晩の記事、新法律に基づく政令内容に触れるだけで、「実施」には触れていない。

フンセン首相は31日、新型コロナウイルスの蔓延のリスクが高い地域で、夜間外出禁止令を含む民間人と企業に対するいくつかの制限を明記した「COVID-19予防措置に関する新しい法令」を発行しした。

首相が署名した新しい法令によれば、プノンペンの都知事とカンボジア全土の州/市は、「カンボジア王国の社会と経済に対するパンデミックの影響を最小限に抑えながら、自分たちの領土内でのコロナウイルスの拡散を封じ込める予防措置を発行する権限を与えられます。

プノンペンの知事と州/市は、COVID-19感染のリスクが高い地域の一部の地域で対策を講じる権限を与えられています」と政令は述べ、その実施にあっては「実施を制限はしてはならない」と付け加えている。また、そうした指示が出た場合、 2週間以上続くという。

新法律に基づく政令では

・当局にその地域の事業を一時的に閉鎖し、持ち帰り用の食品を提供するレストラン、病院/保健センター、薬局、ロジスティクスなどの重要な事業を救う権限を与えています。一方、オンラインビジネスは運営が許可されるという。

この政令の最も顕著な部分は「第8条」にあり、夜間外出禁止令に関するものである。従来このようなことは政府によって実施されたことはない。

あらゆる種類の許可された旅行…は、緊急の健康上の理由または家族、ロジスティクス、公共の利益のための仕事、および次の場所で働くための旅行に関する緊急事態を除いて、午後20:00(8pm)から午前5:00まで禁止されています。開いたままにしておくことができます」と政令にはある。

また第8条では、「すべての公的機関、民間企業、および事業所は午後8時から午前5時まで閉鎖されると規定されていますが、緊急サービス、医療サービス、ガソリンスタンドを提供する公的および私的機関は、この期間中も営業を許可されているため、その他の重要事項があります。当局の許可を得た事業。」という外出禁止令の適用条項と例外規定がある。

政令はまた、「当局にその地域の事業を一時的に閉鎖し、持ち帰り用の食品を提供するレストラン、病院/保健センター、薬局、ロジスティクスなどの重要な事業を救う権限を与えている。」「オンラインビジネスは運営が許可されます。」とも付け加えており、必要最小限の事業には当局の許可を得てできるようだ。

違反者には罰則規定が有る

法令に違反した者は、「COVID-19およびその他の致命的および重篤な感染症の蔓延を防ぐための措置」に関する法律の第11条に記載されている「罰金に直面するものとし、最高5,000ドルの罰金が科せられます。刑務所で5年以内の懲役。」とある。

昨晩の記事は禁止令実施の意図的な前触れ報道

これは、先に一つの党の議員による満場一致で成立した「新型コロナ対策に関する法律」についてであり、それに基づいて政令によって首相に権限がある、との記事だが、なぜ昨日の夜になってこのような記事が出る意図が解らない報道であったが、本日(4月1日正午報道)の夜間外出禁止令・発令のためのショック緩和のための前振れ報道であった。

記事では「ただちに実施とはどこにも書いていない」首相も都知事も「ロックダウンはしない」と何度か明言していたが、この来てロックダウンの一歩手前、先ずは夜間外出禁止令となったようだ。

以上が昨晩の記事内容です。

4月1日時点、カンボジアのコロナ禍第3波 コロナ感染状況

今回のカンボジアのコロナ禍第3波は、最初の感染を保健省が認めた日に因んで首相名付けの「2月20日市中感染事件」と呼ばれ、2月8日の中国人男女の隔離ホテル脱走事件によって感染が拡大したものでちょうど1か月目の3月19日頃まで中国人感染者が8割以上という特異な市中感染でした。感染者の多くは、中国人の住むタワーマンションやカジノ地域、ナイトクラブといった中国人の夜遊び場中心の感染発生場でした。そのためプノンペン都、プレアシハヌークビル州、カンダール州のベトナム国境に接するカジノ地域でしたが、19日を過ぎる頃からコロナ感染が明らかに地域社会の住民に拡がり、日々の感染者の確認でカンボジア人が数で中国人を勝る日が続き、最悪の様相を呈してきています。既に1都13州に感染者を確認する状態です。すでに19日頃にはプレアシハヌーク州は物流は止めないが人の動きは止めるといった半ばロックダウン状態で、今日にいたってプノンペン都は夜間外出禁止令が出たのです。既に3月27日で<2月20日市中感染事件>関連で累計:1707人、カンボジアの累計総数:2243人ですから、さらにこの3日間で200人前後がそれぞれ累計で増えています。

以上カンボジアのコロナ感染状況です。

 SAI TEAVEL グループ プノンペン支店

掲載写真:州境での検問が続く。 画像:地元メディア

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