シハヌークビル 中国資本の2つのショッピングモールが年内オープン予定

カンボジア

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2019年11月03日

カンボジア唯一の外港を持つシアヌークビル、年内に新しいショッピングモールが2つオープン予定でと、地元メディアが報じた。

2つの大型ショッピングセンター、どちらも中国企業グループの投資開発

12月に開店する目指すフリ・タイムズ・スクエアは、不動産開発会社フリ・リアルエステートとマカオ・香港の投資家が1000万ドルを出資したジョイントベンチャーによって開発されたもので、4階建て1万2000平方メートルのショッピングモールとなる、という。

中国観光客-それも富裕層ー相手のショッピングモール 

富裕層は欧米ブランド好き

また、カンボジアの中国系デベロッパー:プリンス・リアルエステートグループは、年末までにショッピングモール「プリンス・ファン・ユー・センター」を年末までにオープン予定である、とこのほど発表した。同企業は、プノンペンにサービスアパートメントやレジャーランド建設、シハヌークビルには大型リゾートホテルを既に着工している。同シェピングモールには、テナントとしてアディダスやペドロ、スターバックス、コーチといった幅広いアパレルブランドや飲食店が入る予定だ。

表向き「外国人観光客」ターゲットというが

香港の抵抗が続けば、マカオが「第2のシハヌークビル」に

不動産仲介会社:CBREカンボジアのダイレクターは、「シアヌークビルのショッピングモールは主に外国人観光客をターゲットとしている」と述べた、という。が、現在、シハヌークビルには約10万人という中国人が滞在し、在シハヌークビルの外国人の95%を中国人が占めている。さらに街のホテルカジノ、レストラン、マッサージ店の90%近くは中国人が経営、という姿である。

中国観光客-それも富裕層ー相手のショピングモール 富裕層は欧米ブランド好き

シハヌークビル沖合の島には、南国のリゾートを求めて若年層の欧米系観光客が向かっているが、街の中国化と価格の高さを嫌って街に宿泊するつまり外国人観光客は極めて少ない。また、カンボジア人も行楽地としてシハヌークビルは諦めている。家族連れとなる旅の強行軍を嫌うから、プノンペンから渋滞による片道車で6時間では、宿はすることになるが、中国の街ということで、これまた嫌うという中国人観光客以外は悪循環の旅となってしまった。

つまりは、CBREカンボジア・ダイレクターの言う「外国人観光客」とは中国人観光客なのであるが、それを対外的に名乗るとなると国際的観光地と喧伝するカンボジア政府としてはまずくなるといった忖度発言である。それにしても中国人観光客がターゲットなのに、中国富裕層は欧米企業のブランド好きなことか、と思わず苦笑してしまう宣伝である。

不動産業界、建設業界が伸びているの、カンボジア人建設労働者の急減の怪?!

プノンペン空港 出入国共に中国人が圧倒的多数。

2019年、カンボジアの不動産投資、建設事業は右肩あがりなのに、カンボジア人労働者数は減少という不可解な現象が起きている。2019年上半期、プノンペンでは82件の建設プロジェクトによる1万3900戸の建設が始まり、内訳は65%(9100戸)が住宅物件、21%(3000戸弱)が店舗物件であった、と地元紙は報じ、堅調なのびを見せているのに。考えられるのは、不動産投資による建設事業の多くが中国人労働者に頼っていることであろう。中国化著しいシハヌークビルの新規不動産投資による建設事業の許認可権を持つ州政府は盛んに「中国からの投資はカンボジアに経済効果をもたらし、カンボジア人の雇用増大につながる。」と述べているが、建設業界のカンボジア人雇用にはつながっていないようだ。

国外追放の中国人犯罪者 今年10月段階でカンボジアから中国人犯罪容疑者1000人以上を国外追放。

*参照:掲載画像は、シハヌークビルに年内開業予定のショピングセンター「Furi Real Estate」の完成予想図 画像:Furi Real Estateより

*参照:下記の文①をクリックしてください。

 ① 5星大型リゾートホテル シハヌークビルにオープン ーこれも中国化の象徴ー

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