タイへの出稼ぎカンボジア人労働者、正月に帰ってくるな!

                           

2020年03月18日

呈の良い、タイ政府任せの「棄民」である

在タイのカンボジア大使館は、新型コロナウイルス(COVID-19)感染の増加が懸念されるため、今後のクメール正月に向けて、タイ国内の移民労働者と学生に呼びかけた、とカンボジアの地元メディアが伝えています。

カンボジア、自国民の新型コロナウイルス感染者の帰国を怖れる

対象者は200万人を超えるか、と思われる。この1,2月、武漢発生の新型コロナウイルスの感染が猛威を振るっていた中国には2000人ほどのカンボジアからの留学生がいたが、首相自らが、「コロナを怖れるな!闘え!」と述べ、チャーター機も派遣しなかった。今度は、200万人はいるかというタイでカンボジア大使館は「カンボジアに帰るな!」と呼びかけた。まさにどちらも呈の良い「棄民」である

在タイ・カンボジア大使館は月曜日の声明で「来るべきクメール新年のために、私たちの労働者、学生、ベンダーは、COVID-19を防ぐためにタイ当局と協力すべきである。必要なければ、タイを離れるべきではありません。」と。同大使館は、カンボジアの移民労働者がウイルス感染から身を守るために良好な衛生状態を実践する必要があるとも述べています。既にタイでは、昨日、147症例の新型コロナウイルス(COVID-19)感染を確認している。カンボジア労働省によると、タイには合法と違法の両方で約200万人のカンボジア人移民労働者がいる、と述べている。

クメール新年(正月):スリランカ、ミャンマー、タイ、カンボジアで主流の南伝仏教国では、新年(正月)は4月の満月の日に合わせて祝われれる。

在タイ・カンボジア大使館からの呼びかけに徹底は難しい

遠い中国の学生ならいざ知らず、陸路で繋がるタイとカンボジア、政府を怖れても「はい、そうですか」と言ううことを聞くとは思えない出稼ぎ労働者が多数出るだろう。そうなると、あらゆる手段で国境を越えて戻って来る。事実、不法にタイに渡り、不法に出稼ぎ労働している者が多数いるのだから。また、武漢や他に取り残されたカンボジア人留学生彼らの消息についてはカンボジアでは全く取り上げられていない。感染数は?死者は?

*掲載写真:毎年恒例のタイから戻るカンボジア出稼ぎ労働者、その数200万人。プノンペンの中華系ディベロッパーのビルの林立がカンボジアではない。この写真こそ、カンボジアの困難を写し出している。 画像:Khmer Times

 

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