プノンペン、空港への鉄道運行が始まる

カンボジア

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2018年04月12日

写真は空港前に延伸された鉄道であるが、開通後も鉄道のみで駅舎等の施設はない。写真:Webより

地元誌報道によれば、プノンペン国際空港と市内中心部を結ぶ鉄道が10日に運行を開始した。Sun Chanthol公共事業大臣は、「鉄道(開通)は交通渋滞を回避するのに役立つだろう。」と述べたと言う。この鉄道、在来線より鉄路を空港敷側の道路(国道)脇まで伸ばしたものである。10日に開通した翌日に確認したところ、上掲写真の線路のみで、駅舎や案内板等の施設は見慣れない。これでは、観光情報に取り上げるレベルではなく、時刻表等も確認できず、開通といっても試験運転の段階である。同大臣も「、完全にサービスが開始されるのは6月頃だ。」と言っているように取りあえず走らせてみた、という状態のようだ。この鉄道、カンボジア人は3か月無料とあるが、外国人の料金も定かでない。事実、空港に接する鉄道を見るに空港に降り立つ外国人に勧められるレベルではないのが、実情である。その後、駅舎等の設備がなされたとしても、在来線の運用状況とサービスの質を見るに、物珍しさが先に立つ所謂「鉄キチ」か、時間は会ってもお金がない外国人乗車ぐらいで、タイのレベルと比較すらできないであろう。既に公共バスがプノンペン市内を運行しているが、運行自体が大赤字で、実情は渋滞にバスが巻き込まれている姿が日常的になっている。今回の空港への鉄道開通も交通渋滞帯解消につながる、という点については大いに疑問がある。空港ターミナルビルまえにごった返す送る迎えのカンボジア人以外の利用者がいかほど増えるだろうか?近隣住民には利便性はあっても、首都の顔である国際空港の鉄道となるには、やはりカンボジアを訪れる外国人の利便性とサービスが求められる。

ロイアル鉄道の発表によれば、列車は20分間隔で24時間運行。所要時間は約45分だという。各車両の収容人数は約100人、座席とエアコンも完備という。現在の使用車両は仮のもので6月にメキシコから新車両が到着するという。新車両にはトイレ、WiFi、テレビが完備されており、速度は80キロで空港まで25分になるという。いずれにせよ、7月以降にならなければ、その利便性とサービスは試運転の段階のようだ。

既存の鉄道ープノンペン駅構内 写真:Webより

 

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