<春節が怖い> ベトナム保健省、中国・武漢から入国の中国人2人を発熱で隔離-ダナン国際空港ー

                           

2020年01月17日

ダナン国際空港で発熱の中国人旅客2名を隔離・観察処置

ベトナム保健省は、中国の湖北省武漢市から訪れた中国人2人が14日にダナン国際空港に到着した際に発熱があることを確認し、隔離した上で綿密に観察しているとウェブサイトで発表した。

同省は15日、新型コロナウイルス予防に向けた取り組みについて臨時の会議を開いた。

現在ベトナムでは、武漢市のウイルス性肺炎の患者はいないが、中国との貿易や観光で往来する人が多いため、ベトナムに感染が広がる恐れがある。同省は、中国との国境ゲートのある各地方に作業チームを派遣して感染防止業務の指導に当たらせることを決めている。

17日現在、既に大陸中国外の1地域、4カ国に感染拡大か

17日現在、中国41人(うち2名死亡)、香港ー中国人14人タイ―中国人2名日本ー中国人2名韓国―中国人1名(隔離・検査)の感染者を確認

中国ではこれまでに41人の感染が確認され、うち2人が死亡した。香港では5日までに14人に感染の疑いがあるとされ、タイでは中国人観光客1人、日本では武漢から日本に入国した中国人2名の感染が確認されている。

新型コロナウイルス、人から人への感染が濃厚に

(中国当局の事なかれ主義?が感染拡大に対し後手にまわったか)

―武漢市衛生当局の見解、当初の見解を訂正するが、依然、事を小さく見せる意図が感じられるー

武漢市衛生当局はこれまで人から人への感染を否定してきましたが、15日の発表で「人から人への感染の可能性は排除できないが、その可能性は極めて低い」と、これまでの見解を訂正しています。実際に、今回日本で新型コロナウイルスの発症が確認された男性は、感染源とされてきた海鮮卸売市場には訪れたことがなく、人から感染した可能性が指摘されています。

中国当局は、当初人から「人への感染の可能性は極めて低いと発表する」一方、現地で調査をおこなっている台湾衛生当局は「詳しい感染源は、現在も不明としながらも人から人への感染についてその可能性は極めて高い」と発表し、注意を呼び掛けています。

水際感染防止の難しさ

厚生労働省によると、神奈川県に住む中国籍の男性から、新型コロナウイルスと同じ型のウイルスが検出されたのです。男性は武漢を訪れた今月3日に現地で発熱、その後6日に日本へ入国した後、医療機関を受診し、今回の感染が発覚したのです。男性は日本に入国する前に解熱剤を服用していたため、空港のサーモグラフィ検査では発熱の兆候が確認されず、検査をすり抜けてしまったと考えられます。

春節(中国正月)が、感染拡大の国際化にならないか

春節の大型連休まであと10日を切る、中国から日本へは70万人以上の中国人観光客が訪れると、予想されているが、これは他国への中国人観光客がどっと押し寄せる状況も同じである。また、中国国内も帰省で民族大移動、まさに人の流れが感染路となって拡大する時期、各国ともどうやって水際で感染を食い止めるか、困難な課題に突き当たった感がある。各国とも、「春節が怖い」が本音ではなかろうか。

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