4月30日 AFP電によれば、ベトナム北西部ソンラ(Son La)省で29日、床がガラス張りになった全長632メートルのつり橋が開通した。
同つり橋はベトナム北西部ソンラ省モクチャウ県で開通したガラス張りの歩行者専用橋で「バクロン」という名称である。バクロン(Bach Long)は、「白竜」を意味する名付けで、崖面に囲まれジャングルが生い茂る谷の150メートル上にかけられたという。
歩道橋の床にはフランス製強化ガラスが使用されており、橋の運営会社によれば、一度に渡れる人数は最大450人までで中国・広東(Guangdong)省にある526メートルの橋を長さで上回る世界最長のガラス橋だとという。
来月、ギネス世界記録(Guinness World Records)の認定審査を受ける予定とのこと。
*ソンラ省の位置
ベトナムの観光名所には世界最長の海峡を渡るフーコック島のロープウェイがあり、新たに世界最長のガラス橋が加わった。ベトナムは小さな国ながら南北に長くそれぞれ特色ある魅力的な観光の国として知られている。
掲載写真:4月30日のAFP電の記事より