ミャンマーの琥珀石から「世界最古の熱帯雨林カエル」発見!

ミャンマー

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2018年06月29日

映画「ジェラシックパーク Ⅰ」より

まるで映画「ジェラシックパークⅠ」の冒頭場面のような話。映画では琥珀のなかにあった恐竜の遺伝子(DNA)より現代に生きた恐竜を誕生させるところから始まる。

画像:Web 「イギリス・BBCのニュースサイト」より。

白亜紀中期の古代カエルが琥珀石のなかに!

この6月、2015年にミャンマー北部のカチン州で入手した琥珀から、熱帯雨林の生態系に生息する世界最古のカエルを発見したという発表が英国BBCより報道された。自然科学と臨床科学のあらゆる領域を対象とする1次研究論文を掲載する「Scientific Reports」に、白亜紀中期(9,900万年前)の古代カエルが含まれる琥珀石4点を直接的証拠とした論文が掲載された。これは中国地質大学(China University of Geosciences)のLida Xing博士が率いるチームによる研究論文で、共同研究者である米フロリダ自然史博物館(Florida Museum of Natural History)の古生物学者デイビッド・ブラックバーン(David Blackburn)博士は、

「この時期のカエルの化石を得ることはほとんどない。これらは小規模な骨を有しており、ほとんど3Dのようだ。これはかなり特別なことである」(SCIENCE NEWSより)

と発見の価値の高さを語っている。琥珀石の中には、カエルの頭蓋骨、前肢、骨格の一部、部分的な後肢などが肉眼でも確認できる。

「奇跡の発見である」―研究チームー

発見された琥珀石の中のカエルは約2億年前から地球に存在し、7,000種あまりいるカエルの3分の1が世界の熱帯雨林エリアに生息していた」ものという。
研究チームを率いたXing博士は、「奇跡の発見である」(BBCより)

と語った上で、「これらの琥珀石は、大量絶滅した白亜紀末より前にカエルが湿った熱帯雨林に生息したという直接的な証拠を提供している」(BBCより)

さらに研究チームは熱帯雨林に生息した最古のカエル以外に、植物、クモ、昆虫も発見したという。
なお、琥珀石の中に発見された古代カエルはすでに絶滅した種属であるため、新たに「Electrorana limoae」と命名された。

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