ミャンマー西部に位置しインド、バングラディッシュと国境を接するチン州に、初空港がまもなく正式にオープンします。海抜1828メートルの山脈の頂に造られた珍しい空港で、従来アクセスが悪かったチン州に初空港がオープンするとあって、政府関係者は、コロナ後の観光促進を期待している。


スリル満点の空港
同初空港は、チン州のファラム地区にあり、空港の正式名はSurbung Airport(スルブン空港)と呼び、滑走路の長さが約1,800メーターであり。国内線で主に使われているプロペラ機のART 72-500が離着陸可能です。空港は山頂を削ったような地形上にあり、この空港利用はスリル満点でその意味では人気がでるのではないでしょうか。

ミャンマーのチン州は国内でも長い間、閉ざされた地域だったため貴重な少数民族やそれらの文化が残っている。

なお、第二次大戦時には日本軍がチン州からもインド・インパールに向けて出兵した歴史もある(インパール作戦)。
ようやくの初空港のオープンだが、宿泊設備や観光資源インフラの整備はこれからといったところである。
*掲載写真:「ミャンマー・チン州ファラム空港」公式facebookより