ラオスの隠れ里・バンビエン 住民が中国資本の観光開発に強く反対、現地調査が無期限延期に

ラオス

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2019年03月12日

風光明媚な秘境、隠れ里バンビエン

ラオス中部の高原地帯のバンビエン、その風光明媚な景観と秘境感から旅行者より隠れ里桃源郷とも言われていた地域。このほどバンビエンの村落で持ち上がった中国資本の大規模開発は、住民や現地観光業社の強い反対で、無期限に延期された、という。

住民には開発会社の札束で横面をはたかれたような話で強い反発

今年1月中旬、中国の開発会社はラオスの首都ビエンチャンから北へ車で約4時間のところにあるバンビエンを囲む、3つの村で初期調査を行った。「(開発)会社は村人の敷地や土地を調査しようとした。これに反対する村人たちと言い争いが起こった」「この騒動は地域政府当局者が仲裁に入って、ようやくおさまった」と匿名者が米国系メディアのRFA(ラジオ・フリー・アジア)に語った、報じられている。対象の3村にまたがるこの調査は、中国企業の「ラオス・バンビエン新地域開発会社」による開発計画の影響を受ける22村のうちの一部に過ぎない。既に同企業は2018年、ラオス政府とバンビエン地域開発の覚書を交わしており、現地メディアの報道によると、計画は3段階で総計55億米ドルを投じて、5万人の雇用を創出するという。が、村長の1人は次のように述べた。「多くの村民たちは、中国の会社による調査を望んでいない。皆、彼らに土地を奪われるのではないかと恐れている。もし住まいがなくなれば、私たちはどこへ行けばいいというのか」バンビエン現地観光業に従事する人物はRFAに対して、中国の開発企業は虎視眈々と、計画進行のためにできることを模索していると述べた。欧米系観光客にとって癒しの国であるラオス、なかでも隠れ里のようなバンビエンも、ここ数年、中国人のビジネス客が目立ったいると思ったら、この開発話である。村人には札束で頬を打つような降って湧いたような話であるようだ。現地報道によれば、多くの村民は中国側の測量や調査に協力的ではない。当局者たちが反発を抑えるために説明しているが、住民は固く拒んでいるという。

フリーエイジア(RFA)3月4日付報道によると、現地当局は住民の合意を得るまで、開発調査を無期限延期することを決定した、という。

*参照:バンビエンーヴァンヴィエン はラオスのヴィエンチャン県にある町である。人口およそ25,000人。町は、ルアンパバーンからビエンチャンまでの主要な南北幹線に位置する。ナムソン川と緑豊かな山々にかこまれた静かな佇まいを持つ町であるが、1990年代に入り観光地化が進められバックパッカーが多い。ラオスの主要な観光地のひとつとなっている。-wikipediaの記述より。

*画像:Webサイトの画像より。

 

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