無人島が丸ごとリゾートとなったシックスセンシイズ

かつての無人島が丸ごとリゾートとなったシックスセンシイズ素晴らしい、お洒落でプライベート感満載のこのリゾート、カンボジアにありながら、カンボジアではない富裕層向けの楽天地である。地元メディアは、やっかみもあるのか、「カンボジアのリビエラ」とシックスセンシズ・クラベイアイランドを紹介している。こりゃ、かつての日本の田舎街の床屋が「バーバー・パリ」を名乗っていたのと同じ発想、文化基盤である。
さて、Six Senses Krabey Islandはカンボジア南部のシハヌークビルに隣接するレアム国立公園の一角になる。シハヌークビル空港の真ん前にあるㇾアム(リアム)国立公園事務所だが、ここ10年、国立公園は虫食い状態の外国資本への切り売り、ゴルフ場や国立公園を縦断する道路も建設されている。

成金趣味の喧噪と猥雑さに満ちたシハヌークビル
シハヌークビルが「第2のマカオ」と言われ、喧騒と猥雑な街と化し、毎月のように犯罪者やマフィア系の中国人が摘発されている。また、街への玄関口である空港の先の半島には、カンボジア海軍基地があり、米国から中国軍の駐屯や港湾設備の中国軍事利用への懸念が何度も指摘されていつきな臭い場所でもある。
かつて原生林で覆われ、湿地には水蜥蜴、干潟の渡り鳥の繁殖地、無人のビーチが何㌔も続く美しい海浜国立公園は、今は見る影もない。また、レアム(リアム)公立公園は狭い海峡を挟んでベトナム領フーコック島に面する。

虫食いだらけの国立公園だが、クラベイ島はほどよく離れている
さすが、各国で瀟洒なリゾートを展開するSIX Senses 、さすが目の付け所が違う。国立公園から眼と鼻の先にあるクラベイ島(Krabey Island)を選び、そこに極上のエコ・リゾートを展開した。空港まで狭い海峡を渡って至近、周囲の俗化のレアム国立公園や周囲の島々とはほどよく離れ、警官も損なわれていない地である。中国人の成金趣味のゴールドのけばけばしさと打って変わった優雅な時が流れる。そしてそこは、生き物たちが自ずから振る舞える場所でもある。

島の自然に包まれた40ものプールヴィラが散在、周囲には海原しかない
そしてここSix Sensesでは今、40ものプールヴィラがある島全体に散在するように設けられ、プラベート感満載かる自然に溶け込むかのようなエコ体験が数多く用意されている。まさに喧噪や下品な成金趣味が溢れかえる地の近くでありながら、全く別天地での大人の遊び場である。

例えば、緑に包まれたスパには、新陳代謝、エネルギーレベル、脳力を高めるパーソナライズされたSixSenses統合ウェルネススクリーニングが備わっており、古くから伝わる知識を、天然のクメールハーブを使用したシグネチャートリートメントに統合し、アーユルヴェーダと伝統的な漢方薬療法の(の影響下にもある。
3泊滞在、86名まで237,400ドル、これは高いか
さてここSix Senses Krabey Islandでは、3泊の滞在で最大86名のプライベートグループに237,400ドルで特別な島の体験を提供もしている。そこには、島全体のユニーク体験が含まれている。
- Six Senses Krabey Islandに最大86名で3泊します(さらに多くの友人がリストに載っている場合は、追加の夜とゲストにサプリメントを追加できます!)
- 毎日の朝食、昼食、夕食、グループ向けに特別に作成されたメニュー(飲み物を除く)
- 島に他のゲストがいない専用スペース
- 島とリゾート施設へのフルアクセス
アクティビティの充実。食も自家栽培
237,400㌦で80人まで、これを高いか安いかは意見の分かれるところだが、一人当たり3泊3000㌦となる。
試みにシハヌークビルの街や海岸線をざっとみてはいかがですか。金や赤、夜になれば派手派手のネオン、ここでは1泊に1000㌦以上使う何ていう中国人客はざらにいる、がこの世界は「飲む、打つ、買う」の卑俗な世界の真っただ中、拝金主義とそのお零れに集まる連中がわんさか闊歩している。まさに俗物、野暮天の世界である。ちらっと見て、ここはまともじゃない、と思ったなら、ちょっと無理してもSix Sensesに行く事だ、西欧の伝統に磨かれ、知性によって計算された心地よい世界が待っている。
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