世界の博物館トップ25でホーチミン市・戦争証跡博物館が前年の21位から10位に上昇

ベトナム

  観光情報

                           

2018年09月20日

個人旅行者の旅案内・口コミサイト:トリップアドバイザーの調査・発表

この度、欧米系個人旅行者の旅案内で知られ、日本人の若者を中心に利用が増えている旅の口コミサイト:トリップ・アドバイザー、世界の人気トップ25の博物館を発表した。そこで、ベトナム南部ホーチミン市にる「戦争証跡博物館」が前年の21位から10位に順位を上げ、トップ10入りした。

ホーチミン 戦争証跡博物館の外観 画像:Webサイトより。

アジアの人気博物館では、トップ!

上記の同博物館は、アジアの人気博物館トップ25とベトナムのトップ10でも前年と同じく1位に入っている。また、2015年と2016年はアジア2位だった。同博物館はベトナム戦争の記憶もあって人気だが、社会主義国だからプロパガンダ(宣伝戦)の意味もある。
トリップアドバイザーの調査では、アジアのトップ25では、戦争証跡博物館のほか、7位に首都ハノイのベトナム女性博物館(前年アジア10位)が、10位に同市のベトナム民族学博物館(同6位)が、入っている。

ホーチミン 戦争証跡博物館 。野外にベトナム戦争当時の兵器を展示。 画像Webサイトより。

ベトナムの人気博物館トップ10

1位:戦争証跡博物館(ホーチミン市)
2位:ベトナム女性博物館(ハノイ市)
3位:ベトナム民族学博物館(ハノイ市)
4位:ロバート・テイラー氏私設武器博物館(東南部地方バリア・ブンタウ省)
5位:ベトナム美術博物館(ハノイ市)
6位:ベトナム伝統医学博物館(ホーチミン市)
7位:ハノイ市公安博物館(ハノイ市)
8位:フエ宮殿骨董博物館(北中部地方フエ市)
9位:ベトナム軍事歴史博物館(ハノイ市)
10位:ホーチミン市美術博物館(ホーチミン市)

ハノイの女性博物館を訪ねる観光客。 画像:Webサイトより。
ベトナムは他民族国家、国土には多数の少数民族が暮らしている。画像:ハノイの民族博物館。Webサイトより。

世界の人気博物館トップ5

オルセー美術館といえば、西欧近代美術印象派の傑作の宝庫と知られ、日本人観光客の人気も高い。

1位:オルセー美術館(フランス・パリ)、

2位:国立9月11日記念館と博物館(米国・ニューヨーク)、

3位:メトロポリタン美術館(米国・ニューヨーク)、

4位:大英博物館(英国・ロンドン)、

5位:プラド美術館(スペイン・マドリード)

アジアの人気博物館トップ5

1位:戦争証跡博物館(ベトナム・ホーチミン市)

2位:トゥール・スレン虐殺博物館(カンボジア・プノンペン)、

3位:秦始皇兵馬俑博物館(中国・西安)、

4位:国立故宮博物院(台湾・台北)、

5位:広島・平和資料館(日本・広島県広島市)

チェ、ゲバラが訪れ彼の世界観に衝撃をもって受け取られ、現職時代のオバマ大統領も訪れた広島・平和資料館。かつては平和教育のメッカとして修学旅行に組み込む学校も多かったが、今はどうなのだろう? 画像Webサイトより

欧米系の若年旅行者が利用の主流であるトリップアドバイザーの調査結果を見るに、収蔵品の文化的質の高さから、ヨーロッパの有名どころの博物館が上位に来るが、アジアでは、近現代史に衝撃を与えた戦争関連のもの人気になっているようで、訪問国の文化、歴史、そして人々を巨視的視点で理解を深めようする姿勢に乏しいようだ。先ず、その国を理解しようするなら戦争や虐殺にフォーカスするのではなく、国を代表する国立博物館を訪ねたい。

カンボジアでは、欧米の有名どころの博物館なら収蔵品として第1級のものと評価を得る古代クメール文明の宝庫、プノンペン国立博物館が上がらず、2位のトゥール・スレン虐殺博物館が上がっているのが、不思議だ。と、いうよりアジア訪問では興味本位ではないかとさえ、思ってしまう発表結果である。ヨーロッパの人々には原罪であるアウシュビッツ跡博物館は何位なのだろうか?!

Follow me!

インドシナ3国、タイ、ミャンマーへのご旅行をお考えの方は

New Sai Travel