
カンボジアのプノン・ボコールに登ると海を挟んで指呼の間にフーコック島が横たわる。この島、ベトナム政府肝いりのリゾート開発地域、タイ湾側のビーチには、大型リゾートホテルが並び、ベトナム国内では人気の観光地である。
ベトナムはロープウェイ大国、いよいよ世界最長のロープウェイが運行開始
このほど島の南端アントイ町にテーマパーク「サンワールド・ホントム・ネイチャーパーク(Sun World Hon Thom Nature Park)」を建設すると共にテーマパークから海峡(幅1~2㌔)を越えてホントム島に海上ロープウェイを設けた。このロープウェイは3線からなり、最も高い支柱は174m、全長7899.9mという世界最長のロープウェイとなる。ゴンドラ1台定員30人で片道15分、いよいよテト(ベトナム正月)に入る前日の2月14日、テーマパーク開園に合わせてロープウェイの運行が始まる。
なお、2017年にフーコック島を訪れた観光客数は前年の2倍超にあたる300万人へと急増した。