世界遺産:アンコール遺跡群 スラスランのメボン(中央祠堂)跡で巨大な亀の彫像を発掘

カンボジア

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2020年05月10日

5月7日、アプサラ機構(アンコール遺跡群の保存・修復管理の組織)の考古学者が、シェムリアップ州の世界遺産:アンコール遺跡公地域内のスラスラン寺院での発掘プロジェクト中に、亀の大きな石の彫刻を発掘した、発表しました。

スラスランのバライ(聖池のメボン(中央祠堂)跡で発掘された亀の石像

スラスランと言えば、バンティアイ・クディ寺院遺跡前の王の沐浴場の別名のある大きな聖池(バライ)でその西側にクディ寺院に面して階段状のテラスがあり、いずれにしても祭儀上に遺跡である。同寺院は10世紀に建てられ、12世紀後半から13世紀初頭にかけてのジャヴァルマン7世の時代に大規模改修行われた。

聖池の中央にメボン(中央祠堂)があったが、後に崩壊しその一部が池の水面にわずかに見える。今回の巨大亀の発掘は、このメボンで行われた。コロナ禍で観光客が激減したアンコール遺跡群、池の水を抜いての作業だったようだ。同発掘プロジェクトの責任者であるChea Socheat氏は、亀の彫刻について

「カメはヒンドゥー教の神ヴィシュヌのアバターの一つとして知られている。時々、亀は神殿の土台かまたはその中心に奉納物として置かれている。」

「それはまた、その間に宗教儀式を祝うために置かれた貴重な彫像石である可能性もある」

と、語る。

同様な彫刻は、ローレイ寺院やニャックポアン寺院などのいずれも聖池(バライ)が残る他の寺院でも発見されている。

なお、同寺院での考古学的発掘は3月下旬に始まり、発掘が順調に進んだら6週間以内に終了する予定とのことである。

同発掘現場で2つの巨亀の彫像を発掘

また、翌8日にもアプサラ機構は、スラスランの聖池のメボン(中央祠堂)跡からもう1つのカメの彫像像を発掘した、発表した。2番目の亀の彫像は、先に水曜日に発見されたものより小さいとのことである。

*参照:掲載写真はいずれもアプサラ機構の発表より Khmertimes

 

 

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