中国・ラオス・タイ鉄道接続で覚書調印 工事の停滞、実現は未だ不透明である

ラオス

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2019年04月30日

中国の広域経済圏構想「一帯一路」第2回国際会議で中国・ラオス・タイの3国が調印

北京での3国調印式 画像:タイ運輸省より

タイ、ラオス、中国の3カ国は25日、ラオス国境のタイ東北部ノンカイとラオスの首都ビエンチャンを中国の技術による鉄道で結ぶ計画に関する協力覚書に調印した。調印式は25―27日に北京で開催された中国の広域経済圏構想「一帯一路」の第2回国際会議に合わせ北京で行われた。

中国主導の鉄道接続

中国は雲南省とビエンチャン、バンコクとタイ東北部の中心都市ナコンラチャシマを結ぶ高速鉄道の建設を進めている。計画では、ナコンラチャシマから北へノンカイまで高速鉄道を延伸し、ビエンチャンと接続する。ノンカイ―ビエンチャン間はメコン川に架かる鉄道橋を第1タイ・ラオス友好橋近くに架橋する。計画が実現すれば、中国からラオス経由でタイまで鉄道が接続することになる。

タイ、停滞する高速鉄道建設で実現はいつになるか

しかし、この3国を結ぶ鉄道計画は、バンコク―ナコンラチャシマ間ではほとんど進展が見られていない。タイ政府が全額出資、中国が技術を提供し、総延長252キロ、全6駅、最高時速250キロの鉄道を建設する計画で、2017年に着工し2021年開業を目指しているが、最初の3.5キロの区間の工事進捗率が今年3月時点でなお45%にとどまっている。事業主体のタイ国鉄(SRT)は今年3月、第2区間のナコンラチャシマ県シーキュウ―クッジック間11キロの線路の土木建設契約をタイの建設会社シビルエンジニアリングと結んだが、この進捗度合いでは開業がいつになるか見通せない状況である。

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