在カンボジア日本大使館から「新型コロナウイルス感染新規症例の発生【10月5日発表分】という在住者に配信されたメールの下記に感染者について、当局や地元メディアが非難の姿勢を強めています。
保健省発表の概要は、以下のとおりです。
- フランス人男性(27歳)
・フランスから、シンガポールを経由して、9月20日にカンボジアに入国。
・入国時の検査結果は陰性であったため、シェムリアップの自宅へ移動し、14日間の自主隔離を実施。
・隔離13日目の10月3日に実施した2回目の検査で、陽性を確認。
・現在、シェムリアップ州立病院にて治療中。
地元メディア:Khmertimesによれば、シェムリアップで新型コレラウイルス(COVID-19)の検査で陽性を示したフランス人(上記の同一人物)が、強制的な自己隔離14日間の検疫を無視しただけでなく、期間内の14日間の間にシェムリアップ町中で複数のパーティー参加したいたことが目撃された。ナブツドリームズリゾートで開催された音楽イベントで、9月26日に開催された大規模なプールパーティーに参加し、同フランス人はその後、同町の別イベントでも目撃されている。
シェムリアップ州報道官:Tholは、通常、外国人がウイルスの検査で陰性になった後にプノンペンから来た場合、14日間の自己隔離が必要で、さらに検査を受けるために州の検疫センターに来る必要がある、と述べている。「フランス人の患者の場合、関係当局に尋ねる必要があるでしょう」とも述べた。
5日(月曜日)、保健省は、27歳のフランス人男性が9月20日にフランスからシンガポール経由で旅行し、最初のテストが陰性に戻るまでプノンペンのホテルで2泊待った後、ミニバスでシェムリアップの自宅住所に行ったが、上記のような目撃情報が当局に寄せられている。
カンボジアを嘗めているのか、入国外国人の無責任な行動
人国フランス人は「カンボジアを嘗めているのか」という極めて、無責任な行動である。同保健省、同感染者のフランス人男性と接触している人のすでを追跡しており行われており、3人が同感染者と直接接触を確認し、さらに他の10人が間接的に同感染者と接触していることが判明した、と発表している。これら13人には検査を行い、すべての人々は、で陰性をしめしているが、その後さらに検査を続けることになる。
無責任な感染者の行動で、シェムリアップは潜在的な感染源になると、当局は警戒を強めている。
クラスター発生なら、反外国人感情が高まる怖れ
既に本サイトで下記のような記事を掲載しているように入国時の検疫検査期間中や強制措置を無視して外国人の脱走等が相次でおり、国民感情から言って、外国人への反発が増える可能性がある。
参照:下記の文①をクリックしてください。
*掲載画像:フランス人の検疫を無視を話し合う保健省の会合 画像:Khmertimesより。10月7日付記事より