3月30日、バンコク発ハジャイ行きの特急タクシン37号の2等エアコン車内で死亡しているのがみつかった。遺体は南部プラジュアブキリカン県のタプサケー駅で列車から降ろされ、病院に搬送された。同タイ人男性が新型コロナウイルスに感染していたことが1日、確認された。
感染者はパキスタンから帰国
同男性はパキスタンから帰国したばかりで、30日にバンコクのバンスー駅でタクシン37号に乗車した。最終目的地は深南部ナラティワート県のスンガイコロク駅だった。同男性は深南部に多いイスラム教を報じるタイ人と見られている。
なお発表によれば、乗車中にせき、おう吐の症状があり、プラジュアブキリカン県フワヒンの検問で、係官が下車するよう呼びかけたが、応じなかったという。
*掲載写真:タイ国鉄より