バンコク観光スポット・パノラマ タイ政府観光庁制作・YouTubeより
初めてのタイ、まずはバンコクへ

下図:タイ・ドンムアン空港ーLCD(格安航空)や国内線使用。
JAL(日航)、ANA(全日空)はもとより、おなじみのタイ航空に格安航空のエア・アジア、ノックス、バンコクエアウエイズなど、日本の各地からひと飛びでバンコクへ。東南アジア随一の外国観光客数を更新し続けるタイは、2017年だけで外国人観光客が3400万人を突破し、そのうち日本人は国別で5位の157万人を数えている。2018年では、、1-4月の外国人観光客は毎月300万人を超えている。
ここでは、Videoを見ながらバンコクへ 清々しい朝のお寺から夜景の美しいループトップバーと、バンコクの魅力が詰まっている。

王宮周辺には、仏教寺院の壮大な建築物の数々が建ち並びます。タイで最も格式が高く、エメラルドの仏像が本尊の寺院ワット・プラケオ、巨大な涅槃像に加えタイマッサージの総本山としても有名なワット・ポー、三島由紀夫の小説「暁の寺」に描かれ、チャオプラヤーの川辺に端整な面持ちで佇むワット・アルン。その規模、細部にまで凝らされた意匠の芸術性、由緒ある歴史とどこをとっても素晴らしいものばかり。タイの人々の仏教の教えに対する思いを感じ取ることができます。また近年、この周辺では古い建造物を活かしたおしゃれなレトロ・スタイルのカフェやデザイナーズ・ホテルなどが誕生しています。
王宮とワット・プラケオ(エメラルド寺院)

王宮は白壁に囲まれた20万㎡の敷地内にワット・プラケオ(エメラルド寺院)と隣り合って建てられています。王宮はタイ国内の数ある宮殿のなかでも最も権威のあるものです。王室の重要な祭典などに今も使われています。歴代の王達によって芸術の粋を凝らして建造・改築された建築物が立ち並び、特に注目はタイ様式と西洋様式が一体となった建築物(チャクリー・マハ・プラサート宮殿)です。敷地内には2012年5月にオープンしたシリキット王妃テキスタイル博物館もあります。

エメラルド寺院の通称で知られているワット・プラ・ケオは、1782年、ラーマ1世が現在の王朝であるチャクリー王朝を開いたときに護国寺として建てた寺院です。敷地内の黄金の仏塔には仏舎利(仏陀の遺骨)が納められています。ワット・プラ・ケオは王室の守護寺院として建立され、タイで最も美しく、きらびやかな寺院です。エメラルドブッダが季節に合わせ年3回衣替えします。

ワット・ポー

王宮の南側には涅槃仏とタイ・マッサージで有名な王宮寺院、ワット・ポーがあります。ラーマ3世によって造立された涅槃仏は、全長46m、高さ15m。その大きさもさることながら、特に興味深いのが仏像の足の裏です。足の裏には仏教の世界観を現した108の図が、美しい螺鈿(らでん)細工(貝殻を研磨して模様にはめ込んでいく装飾方法)によって描かれています。また、ラーマ3世によって医学の府とされたこの寺院は、東洋医学に基づくタイマッサージの総本山となっており、敷地内ではタイ古式マッサージを受けることができます。
ワット・アルン

アルンとは「暁」という意味で、三島由紀夫の小説「暁の寺」に描かれた寺院です。アユタヤ時代に建立され、当時はワット・マコークという小さな寺院でしたが、1779年、トンブリ王朝のタクシン王がエメラルド仏を祀りワット・アルンと名付け、第一級王室寺院としました。トンブリ王朝からチャクリー王朝となってからはワット・プラ・ケオが第一級王室寺院となり、エメラルド仏も移されました。大仏塔の右にある本堂はラーマ2世の建立で、台座には王の遺骨が納められています。
ワット・サケット

アユタヤ王朝(1351~1767年)から存在する古い寺院で、もともとは「ワット・サケー」と呼ばれていましたが、バンコク王朝が創設された1782年に現在の「ワット・サケット」に改名されました。「サケット」とは、王が散髪されることを意味する王室用語で、クメール王朝との戦いから戻ったチャオプラヤー・チャクリーはトンブリ王朝末期に起きた騒乱を沈静化したのち、自ら「ラーマ1世」として即位する際、ここで散髪してから儀式に臨んだと伝えられています。
ラーマ5世の時代に完成した高さ80メートルほどの黄金の丘「プーカオ・トーン」がそびえており、頂上にある黄金の仏塔(チェディ)には仏舎利が納められています。344段のらせん階段を上がると360度見渡せる回廊が広がっており、ここから眺めるバンコク市内の風景も素晴らしいです。別名「ワット・プーカオ・トーン」とも言います。
ミレニアムヒルトン ジャズラウンジ “スリー・シックスティ
眼下に広がるチャオプラヤ川の夜景を眺めながら、一晩中ジャズの生演奏を お楽しみください(下掲載の画像)。
上記の見所に「ジムトンプソンの家」を付け加えると、王者豪勢な暮らしと庶民の暮らしが水の都ならではの、周遊の旅ができます。
ジムトンプソンの家
タイシルクの代表格となった最高級ブランド。創始者ジム・トンプソンは、第二次世界大戦中にタイに派遣され、終戦後も残って、タイシルクの事業化に貢献し、財を成した人物です。多くのタイセレブたちが集った彼の生前の住居跡は、現在は博物館として一般公開されています。チーク材を用いたタイの伝統的な建築や古美術コレクションの見学、緑や花々が美しい庭など、都会のオアシス空間が心も豊かにしてくれそう。
敷地内には本格的なタイ料理レストランが併設され、優雅なウエディングが実現。大切なゲストと共に、人生最良の一日を過ごせます。
お勧めバンコク一日旅(BTSと運河とチャオプラヤーの川水上バスを活用しよう)
<バンコク満喫一日モデル・コース>


ホテル―BTS(高架鉄道)-公立スタジアムNatinal Stsdium駅下車・・ジム・トンプソンの家・・運河の水上バスHua chang乗り場(トンプソンの家の裏手右)ーPhanfa Bridge下船・・ワット・サケットートゥクトゥクかタクシー利用ー王宮とワット・プラケオ・・ワット・ポー―チャオプラヤーの渡し船 Tha Than -Wat Pho―ワット・アルン―渡し船Tha Than -Wat Pho―チャオプラヤーの水上バスーマンダリン・オリエンタル・ホテルかシャングリラ・ホテル、ミレニアム・ヒルトンー中華街ーBTS駅Saphan taksinーホテル。

*チャオプラヤー川左岸(東岸)の高級ホテルでアフタヌーンティーかコヒータイムで休憩がお勧め。


*ホテルに戻る前に食事後、チャオプラヤー川西岸の「ミレニアム・ヒルトン・ジャズラウンジ」(水上バス乗り場Si Phraya-Khlong Sanの渡し船)に寄って夜景を楽しむのもよい。また、シャングリラ・ホテルから東のSky Barからの夜景もお勧め。