タイ政府デジタル経済社会省(MDES(Ministry of Digital Economy and Society)は、STV(特別観光ビザ)で入国する外国人観光客に、2020年11月1日から「スマートバンド」の着用を義務付け、観光客の追跡や、体温、心拍数などの健康状態の管理を行えるようにする事を発表しました。
この「スマートバンド」はタイ政府のMDESが、タイのスタートアップ企業と開発したもので、10月28日に決定された。
タイ政府の発表によると、この「スマートバンド」はSTV(特別観光ビザ)で入国する外国人観光客を対象に2020年11月1日から導入され、外国人観光客の居場所や移動履歴の把握、体温や血圧、心拍数など健康基本情報を把握し、体温が37.5度を超えた場合はアラートを通報するなどの機能を備えています。また、政府の指定する隔離施設へ何らかのサポートを求めたり、道の案内をしたりなどといった機能も加わっています。