大気汚染が深刻化する 東南アジアの各首都

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2019年03月12日

年初からバンコクの大気汚染の深刻化、ソウルの大気汚染をめぐって韓国と中国の鞘当て

年初からバンコクの大気汚染の酷さが何度も報道され、在バンコク日本人学校も休校する騒ぎとなった。慌てた当局は、パフォーマンスとしか思えぬドローンによる水撒きとコミックのような話題まであった。またここ2-3月、ソウルの大気汚染をめぐって韓国と中国の鞘当てまで起こっている。大気汚染の原因が所謂野焼きに因するというのは、季節的なもので、真の原因は化石燃料の大量使用であることは明らか、急激な都市化とモタリーゼーションに抜本的な対策が取られず、増々深刻になると懸念されている。政府と経済界の癒着がひどいほど、抜本的な改善は望めない。その点、中国や東南アジア諸国の一党独裁や軍部独裁である国は深刻化が加速度的に進むであろう。

軒並み大気汚染が深刻化する東南アジアの首都、悪化度ではジャカルタが一番

このほど大気汚染を監視するエアビジュアルと環境保護団体グリーンピースがまとめたリポートによれば、018年に大気汚染が最もひどかった首都はニューデリーだった。ニューデリーは大気中の微小粒子状物質PM2.5の濃度が1立方メートルあたり年間平均113.5マイクログラムだった。PM2.5の世界保健機関(WHO)の指針は1立方メートルあたり年間平均10マイクログラムという。実にニューデリーの悪化数値は、11倍超となっている。

 PM2.5の世界保健機関(WHO)の指針で北京5倍、ジャカルタは5.5倍、バンコクは2.5倍、東京は1.3倍

他の国の首都では、北京は50.9マイクログラムで調査対象の62都市中8位、ジャカルタは45.3マイクログラムで10位、ハノイは40.8マイクログラムで12位、バンコクは25.2マイクログラムで24位、ソウルは23.2マイクログラムで27位、シンガポールは14.8マイクログラムで41位、東京は13.1マイクログラムで46位となっている。東京も60・70年代は大気汚染が深刻であったが、工場排気の改善や郊外移転、さらに自動車からの排気の総量規制で画期的に改善されている。

記事ではホーチミン市を対象としていないが、夜間に上空の飛行機から同市を眺めれば、晴れの日でも同市中心部に薄っらと雲(スモッグ)がかかっているの確認できる。

*参照:画像は、深刻化するバンコクの大気汚染。 Webニュースサイトより。

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