野生生物保護協会(WCG)カンボジアは、「危機に瀕している巨大な淡水カメ(Asian giant softshell turtle)の産卵地は、過去3年間と比べて増加している。」と語ったと、地元メディアが伝えている。
49の産卵地を発見

23日の同協会の発表によれば、地元の自治区の産卵地保護チームは、1,756個の卵を持つ49の産卵地を発見した。産卵期は2019年の2期よりわずか2巣増えたが、近年の卵数ははるかに多かったのこと。
同協会(野生生物保護協会)によれば、「5月22日の時点で、41の巣から824匹の子ガメが孵化し、そのうち657匹が野生に解放され、残りは将来解放される予定です。保護チームは残っている卵から、さらに多くが孵化することを期待しています。」という。
WCG(野生生物保護協会)はまた、絶滅危惧種の巨大淡水カメについて「感電や漁網の使用を含む違法な漁業が、巨大なカメの保護のための主要な課題です。」
同協会によれば、
Asian giant softshell turtleは、科学的にPelochelys cantoriiと名付けられた淡水生息の最大級のカメで、絶滅危惧種のリストに登録されている。
*Asian giant softshell turtle
アジアの巨大なソフトシェルカメ(Pelochelysのcantorii)としても知られるマルスッポン及びカエルのようなソフトシェルカメ、種は淡水 カメ・スッポン科に属する。この種は東南アジアが原産である。20世紀に入るとの多くの地域から姿を消し、絶滅種になることが危惧されている。カンボジアでは、クラチェとストゥントレインの間のメコン川で生息が確認されている。最大級で1.5mになるというーWikipediaの記述よりー
*掲載画像は、いずれもWCG(野生生物保護協会)カンボジアより