待ってました!と始まったタイ反政府デモ、3カ月ぶりの再開 国会前で改憲要求

タイ

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2021年06月25日

この2年、衣脱げば軍事政権である人気のないプラユット政権、選挙もなくコロナ禍を利用した感のある非常事態を延長に次ぐ延長で生き延びている。そこに不行跡が絶えない国王と来ているから、タイの若者はコロナ禍で我慢に我慢を重ねているが、感染者が減少傾向を示すや待ってました!とばかりに政権にNO!を突き付けている。ミャンマーの不幸は隣国タイも同様に軍事政権で巨大中国はこれまた独裁政権と来ているからである。香港は警察を前面に出しているが、軍の強権弾圧と変わりはしない。

このほどタイの首都バンコクで24日、プラユット政権の退陣や王室改革を求める反体制デモが約3カ月ぶりに再開された。憲法改正を審議中の国会の前で、民主的な憲法の制定などを要求した。ごくごく当然の要求である。

国会は24日深夜、改憲を議論する第1読会で各党が提出した13件の改正案の採決を行った。与党が提出した下院総選挙の投票方法の変更案のみを可決した。デモ隊が要求する上院改革を含む他の改正案は否決した。野党を解凍同然に追い込んだ上での選挙で選ばれた議員たちだから審議は形だけである。

24日は1932年に絶対王制から立憲君主制に移行する契機となる事件が起きた「立憲革命記念日」に当たる。デモ隊は早朝に王宮近くの民主記念塔に集まった後、複数の場所で集会を開いた。英字紙バンコクポストによると早朝時点で約500人が参加した。警察はコロナ対策で集会は禁止されているとして解散を命じたが、デモ隊は無視して夜まで続けた。大きな衝突はなかった。

学生リーダーのパリット氏は「首相辞任から王室改革まで一歩ずつ進もう」と述べている。コロナ禍が終われば、バンコクは再び「政治の季節」がやってくる。この2年、退嬰的な政治しかできなかったプラユット政権、コロナ禍が終われば、崩壊しなくとその人気のなさから軍部が首のすげ替えをするだろう。

掲載写真:日経新聞

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