観光立国タイ、様々な国からの観光客が溶け合う

観光立国タイ、中国人の観光客が急増しているが、政府観光スポーツ省によれば、ムスリムも世界で2番目に大きな市場となっており、各国でムスリムの観光誘致を行っているという。
ムスリムにも優しいタイを
タイはムスリムが好きな国として定評があり、2017年はムスリムの1億3100万人の旅行者のうち、タイへは360万人を獲得しているという。さらに2020年には1億5,600万人のムスリムが旅行すると想定して、タイでもハラル料理やタイ・ハラル料理などの表示でわかりやすくしたり、また、ムスリムの歴史と関連ある場所や文化などとも結びつけて、観光地を紹介するなど、ムスリム観光客を呼び込む工夫を凝らしていく、という。


バンコクにはアラブ人街、医療ツアーを受け入れる高度技術の近代病院がある

バンコク在住者は、タイは仏教国でありながらムスリム観光客をよく見かけ、また、医療施設の整った大病院では、アラブ系の人たちが訪れる。聞けば、アラブ諸国の高位の官僚で政府から医療支援があり、また、医療(メディカル)ツアーで訪れているという。