日経新聞はそのWebサイトニュースで「ベトナム人の観光マインドが急速に改善している。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、同国は周辺国と比べ厳格な規制を敷いていたが、足元ではおおむね解除された。2年間にわたる事実上の「巣ごもり」を強いられた国民3月下旬のベトナム南部、フーコック島(キエンザン省)。平日にもかかわらず、白い砂浜のロングビーチはベトナム人の家族連れで混雑していた。」(4月11日付)と報道、ベトナムの国内観光産業も春を迎えた感がある。
ハノイではコロナ禍も収まりを見せ、規制の緩和を進める
ベトナムの首都ハノイは、8日からバーなどの娯楽施設の営業を認めることにした。
2月初めから続いた新型コロナウイルス感染の急拡大局面は天井を打ち、減少に向かっていると判断したためである。ベトナムの累計感染者数は7日に1,000万人を超えたが、当局はワクチン接種を進めながら規制緩和を進める「With コロナ」政策を継続するという。
ホーチミン市 日曜日に多くの人出
ホーチミン市のエンターテインメントパーク、ショッピングモール、見本市は、今年のフンヴォン記念日である日曜日に多くの訪問者が訪れた。
サイゴン動植物園、ヴィンコムショッピングモール、1区のグエンフエ歩行者通り、11区のダムセン文化公園、ビンタイン区のビンタインツーリストビレッジ、トゥドゥック市のスイティエンテーマパークなどが人気の目的地であったという。 人々はホーチミン市の住民だけでなく、日中の帰りを提供する地方からの住民も多くいたいという。
なかでも市内にあるダムセン文化公園は、10日(日曜日)朝に開業してから2時間以内に4,000人以上の訪問者を迎えた。その数は、一日の終わりまでに、通常の4〜5倍の8,000に達するという。
掲載写真:ホーチミンの休日(4月10日)画像:https://tuoitrenews.vn/より