水位低下が進むインレー湖、専門家は早急の対応を!

ミャンマー

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2019年03月29日

ミャンマー・シャン(Shan)州ある有名な湖、インレー湖は、湖水に生活するインダ―族も浮畑や片足漕法で観光客を魅了してきたが、その湖の水位は年々低下している。そのため、インダ―族の生活環境の悪化は観光にも大打撃を与えると専門家ら早急な対応が必要だと警鐘を鳴らしている。観光客急増による地域開発の環境汚染の懸念がある。

シャン州。ヤンゴンから北へ、シャン州の西部にインレー湖はある。
インレー湖インダ―族の杭上家屋と浮畑
インレー観光では、こうした水上寺院を小舟で訪れる。

浮畑での化学肥料や農薬使用や観光客急増による地域開発の湖の汚染、

さらに急激な水位低下

インレー観光の玄関口ニャウンシには、インレー湖の浮畑で栽培された野菜類が集まる。

インレー湖観光の玄関口ニャウンシには年間約20万人の外国人観光客、約100万人の国内観光客が訪れるが、地域の開発がインレー湖に与える影響について調査している研究者のマルタン・ミシャロン氏は、環境汚染と急速水位低下に警告を発している。

インレー湖畔にはこうした浮畑が広がる。写真の家屋は出作り小屋。

インレー湖名所の浮畑で作物の収穫量を増やそうと努力するにつれて、農薬や肥料が徐々に湖を汚染するようになっている。さらにインレー湖では、急速に水位の低下が進んでいる。「1世紀前は、雨期には水深が6メートルあったが、今は3メートルを超えることは決してない」とミシャロン氏は述べる。主な要因と考えられるのが、土地開発のための森林伐採や焼き畑農業だ。これらは、周囲の丘の斜面から湖に土砂や灰が流れ込む原因となる。また、かんがいのための湖水の水抜きや観光客の増加も、水位低下の一因となっている可能性がある。

祭日には湖上のインダー族以外にも湖の周囲に住む独特の衣装の少数民族も集まる。

もしこのまま湖の環境が悪化すれば、この地域の基幹産業である観光が打撃を受ける恐れもあり、今後数年以内にインレー湖がこうした「二重苦」に直面する事態が懸念され、早急に対応策を講じる必要があるとミシャロン氏は呼び掛けている。ーAFP伝よりー

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