観光省は、ケップ州政府に公共エリアと観光事業所を禁煙環境にするよう要請した。
ホル・サルン国務次官は27日、計画の実施と施行について話し合うために州当局と会談した、と地元メディアは報じている。

「公務員および地方自治体は、ケップ州に禁煙環境があることの利点について観光事業者の所有者を教育することにより、タバコ製品の規制に関する法律の実施を促進すべきである」と同サルーン次官は述べている。
カンボジア保健運動のモム・コング局長は昨日、同省と協力して、ケップ州のホテル、レストラン、ゲストハウスなどの観光事業者が施設内に禁煙エリアを指定しているかどうかを確認し、次のようにその実態を指摘している。
「一部の観光事業者は禁煙エリアを確保し、ゲストがそのエリアで喫煙することを禁止する標識を貼っていることを発見しました」
「しかしながら、まだそうしておらず、ゲストがプールの周りや建物の中などの場所で喫煙することを許可している人もいます。」
既にアプサラ機構(Apsara Authority)は、世界遺産:アンコールサイトを禁煙にする取り組みにより、2019年、東南アジアタバコ規制同盟および東南アジア地域の世界保健機関から無煙遺産賞を受賞しいる。カンボジアの海辺の保養地として人気のケップにも禁煙の波が押し寄せて来た。
観光省はまた、公衆衛生を促進し、禁煙の観光地区を設定するために、今年の終わりまでにバッタンバン市を禁煙の都市にすることを選択している。
掲載写真:喫煙 画像:Khmertimesより。