<注意喚起> 郵便物受け取りに新規課税ー8月から、外国人から金を取れー

                           

2020年09月27日

外国人から金を取れ

1.あり得ない保管料 支払っても請求しなければ領収書なし。

ご存知でしょうか。8月から、突然、小包の郵便物を受け取る時、新規の課税が設けられました。この国の郵便物事情の不透明さは周知のことで、そのため在カンボジア外国人は様々な不愉快な目に遭っています。

プノンペン中央郵便局

今回の件、郵便物小包が5000円(自国通貨=50㌦以上)以上の場合、実に50㌦払うという法外な高い料金を徴収を迫られます。

安全のため、高い料金を支払って本国からEMSで送ってもらった場合、受け取る方は凡その日数を計算して中央郵便局に取りにいかないと、荷物が届くことはありません。その場合、窓口で到着便ノートで確認しない、と郵便物の確認もできません。さらに保管料という名目で郵便物の重さ、個数によって料金が変わり、通常小包1個は、箱が日本の郵便局購入の箱で小型が4ドルほどです。連絡もなければ、家に届けることなく保管料を徴収するというのは、要は保管料を取るために「届けないのか」と思われます。局員は、当然の如く受け取り、領収書すら、請求しなければ受け取れません。また、受け取っても紙切れにずさんな数字が書いてあるのが、通常です。勤務時間中に昼食を取っていたりする職員の光景に唖然としますが、結局はカンボジアとはこんなもの、となれてしまうから不思議です。

政府統計一般が概数で当てにならない 警察が一般行政を取り仕切る

上記のような不愉快に慣れても、今度は*外国人からお金を取れが始まりました。筆者の知る所、職員には制服警官が常駐しており、税関業務も行っています。カンボジアの警察は、行政にも大きく関わり事実上警察国家というものです。

*海外から小包受け取りの新規課税:カンボジア人の海外から郵便物課税については、定かでない。

国民は、出生、婚姻、死亡という誰でも行政機関に届けなければいけないものも、一般行政ではなく、警察が関わっています。三大届けすら、現職警官から相手によってお金を徴収する金額が変わるといった不透明なもので、右手のポスターを掲げた「汚職防止」なぞ、絵に描いた餅になっており、つい最近まで交通警察による取り締まり時の外国人と見れば不当に高額な料金徴収が常態で、時々悪徳警官が告訴を受けて訴追されるということが、新聞紙面に載ることがあります。

ですから、カンボジアには無戸籍の人は多くいます。一般のカンボジア人家族には、家族証明書という日本の国籍に当たる証明書を持っていますが、貧困層や田舎の人で30歳以上のカンボジア人となると、戸籍すらない人(家族証明書がない人)がたくさんいます。

要は役所、警察というのは「お金をふんだくるところ」という認識があります。IDカードが無ければ、本来の就職が無理なのですが、近年の状況でこのIDカードすら村で申請して数か月待たされるが、有力者のつてを通すか、お金の積み上げ方法を知っている者なら、1週間で取得できるというものです。カンボジアでは、一事が万事です。

上記のような状況ですから、人口もさらに政府統計も当てにならず、概数と受け取るの常識です。日本の小・中学校で使用する地図帳巻末にある各国統計なぞ、途上国にいたっては概数以上に当てになるものではありません。カンボジアも国勢調査が数年ごとに行われていますが、日本の国勢調査すら調査員による全戸戸別訪問で非協力、不在等があって概数にならざるを得ないところがありますが、カンボジアでは、戸別訪問調査を行っているかも疑問です。また、例えば識字率なぞ「自分の名前が書ける」程度での自己申告ですから、読み書きができるという意味での識字率というと、大幅に低下します。

つい、数年前までは在カンボジア日本大使館から在留日本人に送られる安全情報では、「一般国民の警察に対する信頼度低い」が枕詞のように記載されていました。また事実、強盗や盗難の被害に遭って警察で手数料を請求されるのが、常態で、時間とお金をかけるなら泣き寝入りのほうがいい、となります。これは外事警察も同様です。

郵便物が届かない、私書箱は意味がない

さて、郵便局に話を戻すと、郵便物が届かない、届いても配達員がお金せびるの普通です。また、届かないのもよくあることです。私書箱は郵便局で契約すれば設けられますが、役に立ちません。

郵便物が届かない。届くようになったのは、5年ほどだが、全てではない。郵便物に写真等が同封されていれば、先ずは日本から、カンボジアからの郵便物が届かないのが、普通です。「写真を同封したから」という連絡を受けた郵便物が届きません。職員による所謂抜き取り、廃棄です。これは郵便局員に限らず、空港や港湾職員も同様です。重要物は高額ですが、EMSを利用するのが一番です。

また、郵便物が届くようになったが、「暑いところ、ご苦労様」とチップを渡すのが常識です。渡さなければ、次の機会に郵便物が届きません。最近は、配達員が理由を付けてチップ請求をします。ひどい話ですが、子どもが留守番時、「年金関係」の封書を渡すのに「遠くから来たんだから」「2通届けたのだから」と1万リエルの要求で子どもからお金を巻き上げています。子どもから巻き上げる、呆れた話です。聞けば、ついこの間まで「暑いところをご苦労さま」と両親が配達員に1㌦渡していたとのことです。フランスから学んだ悪しきチップの風習がカンボジア版で高値となります。が、喧嘩したら腹いせに届けない、永久に郵便物が届かないということがあり得るのです。

こうした不愉快なことを避けようと、私書箱を設けてもお金の無駄です。送ったはずの郵便物が箱に入っていない、ということがあり得ます。さらに酷いのは、他人の名前の郵便物が入っています。私書箱の意味がありません。このいいかげんさが、カンボジアの姿だ、と思わなければ、寿命を縮めます。

在留日本人に聞く「そこで自衛策が必要!」

在カンボジア日本人に聞くに

1.郵便局での対応

・保管料は不当であるが、職員の副収入になるのだと、我慢する。問題を起こすのは、制服警官と心得る。

・郵便局では、不明なことや不当と思われる料金請求には説明を求める。抗議する。が、どこかで落とし所を見つけて置かない、一方的に損をする。カンボジア人は都合が悪くなると「知らない。」か無視するか、その場からいなくなる。そのため、結果的に郵便物を受け取れない。

2.郵便物の対応

・自宅に届く郵便物は、配達員に日本人の大人が直接向き合い、少額なチップを渡す。

3.郵便物を日本に送る場合

① かならず届けたい物は、EMSを利用する。カンボジアでは郵便物が封書であっても、最低料金20㌦である。が、この9月22ドルになっている。

通常4日ほどで届く。が、2020年9月37日現在、世界のコロナ禍で3週間ほどかかる場合があると、職員が説明する。コロナ禍で給料削減、給料据え置きはカンボジア公務員でも起きている。

② 日本から郵便物(封書、はがき等)は、どうして届けたいときはRMSにするのが無難。封書1通は通常800円程度。また、一般料金にする時は、写真等を入れない。お金が入ってるものと見なされ、抜き取り、廃棄が横行していると考えたほうがいい。

③ 小包をカンボジアに届ける場合。宛先に電話番号を記入する。EMS、航空便、船便であっても絶対に必要なである。これをしない、宛先の人は、いつ届いたか解らない。電話番号記入があれば、郵便局員から電話がかかっている。その時、受付番号が知らされる。それを記入して「日本から荷物が届いている連絡があった」と言って、番号の書いてある紙片を局員に渡せば、すぐに荷物が見つかる。そのためには、保管料の支払いが必須となる。また、船便で送る場合は、最長1か月はかかります。荷物の扱いが雑なので、しっかりした箱、厳重な梱包が隠しません。

④ 荷物を受け取る前に局の警察官(税関吏を兼ねている)が荷物を開けて確認、禁制品や表記と違っている者が入っている場合は、小包を受け取れない。

以上が今年8月以前の状況であった。

これが8月以降、新たに記入のあった5000円(円=㌦交換比率50㌦以上、EMSの紛失品保証)は、50㌦の徴収が課せられる。これは、大使館の人に訊くに大使館宛の荷物も支払っているということである。

要は荷物の中身の価値(EMSの保証価値)が50㌦以上の場合、不当と思われる高額課税が行われることは確かである。それ故、日本から送り主の金額記入が問題となる。懸命な読者は、もうお解りですよね。

上に政策あれば、下に対策あり

カンボジアの現在の入国時の審査同様に、外国人からはお金を取れ!が原則です。朝令暮改も常なこの国、郵便物については同様の姿勢です。周知なく徴収といった、ことが常ですが、一般の立場のカンボジア人は、お上(役人)のすることそういうもの、というのが常識です。中国2000年の強権政治ですが、「上に政策があれば、下に対策あり」というのが、中国人民の生きる知恵なのです。ここは、外国です。

旅行情報によれば、カンボジア人の海外旅行者に対するホスピタリティーが高い評価を与えられているが、住んでみれば、その評価が一変する人が多々あります。1か月も住めば、カンボジア人からお金をたかられたことのない外国人は稀である。

 

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