<駐在員便り> プノンペン ロックダウン 前夜買いだめパニックが都内各地で発生

カンボジア

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2021年04月15日

午前0時からロックダウンが始まった

15日午前0時からプノンペン都と隣接の州都タクマウが、政府よりロックダウン(封鎖)が命じられた。期限は28日まで2週間とされている。

政府の発表によれば、封鎖中は、緊急の場合を除いて、すべての市民がホームエリアの外に出ることはできません(昼夜・外出禁止)。各家族の1人か2人のメンバーだけが、週に3回以下の市場に行くことができる。また、企業活動は必要最低限のものを除き、2週間禁止するというものである。

感染者急増でロックダウンに至るまで

ロックダウンの出る以前、政府は4月7日に全国に州間移動を禁止(物的交流は続けるが人的交流は止める)措置が取られ、さらにプノンペン都には4月10日に感染地域限定のロックダウン(封鎖)が命じられ、同時に都内全域に夜間外出禁止令(夜8時~朝5時)の措置が取られた。そうした矢継ぎ早の措置にも関わらず、新型コロナウイルスの感染者が日々3桁台で収束する見通しが見えず、日々の感染者の確認の8割がプノンペン都に集中する事態は3週間前から変わらず、その特徴もかつては中国人コミュニティー事件(中国人の住むタワーマンションや夜遊び場、カジノ地域)というもので感染者全体の8割超を中国人が占めていたが、この3週間現地住民であるカンボジア人の感染が逆転し地域住民の市中感染拡大という状況となった。その深刻さは医療崩壊の様相を見せ、感染が確認されても病院に運べない(救急車不足)、病院が満床となるといった事態となっている。さらに工場や都内や各市の人々が日々集まる大型市場でクラスター感染が発生し、都内や地方の州都の市場が次々と閉鎖れていった。筆者の眼前のアパートに午前中に警察官グループが来て閉鎖され。翌日の夜11時には救急車がサイレンも流さず横づけとなり感染者の中国人男性を乗せて行った。そして我が家とその眼前の道路には警察官の詰め所テントが張られた。こうした光景が都内各所に見られるようになった。

4月11日 午前11時、警察官数人が筆者の自宅前のアパートの封鎖に来た。
4月11日夜11時、筆者の自宅前の写真右手暗がりの家の感染者の中国人を乗せるため救急車が来た

4月11日にはプノンペン都は2週間の期限で飲食店での店内飲食禁止でデリバリーのみ、同時に酒類の販売禁止の措置が知事より命じられた。そして4月15日にプノンペン都全域と隣接する州都タクマウ市のロックダウンとなった。同時に飲食店のデリバリーのみ、種類の販売禁止、昼夜問わず外出禁止、必要不可欠の産業以外の企業活動の禁止も28日まで延長となった。

ロックダウンの朝、各所で交通渋滞 早速ローカル市場の便乗値上げ

4月15日朝、プノンペン各所でロックダウンで渋滞が各所で発生

今日の午前0時より始まった、ロックダウン。昨日の夕方5時過ぎから始まって9時頃まで続いた買いだめパニック、今日に日付が変わってようやく報道が見られ、ロックダウンの内容が報道され始め、在留外国人が英文で知ったがの午前2時の報道からである。「根耳に水」の方も多かったのではないでか。既に今朝の段階でローカル市場に買い物にでたプノンペンの主婦たちは「高い」「物がない」という不満を上げた。普段1万五千リエルのものが2万五千リエルに値上がり、早速便乗値上げである

一夜明けた朝のプノンペンだが、噂に半信半疑であった人や怖いもの見たさ、信号が赤でも走り出す我慢できないクメール人たちが街に出てみたら汗だくのくたびれもうけの姿がここかしこで見られたようだ。

首相の音声メッセージが閣僚会議出席者から先行リーク、昨夕から買いだめパニックが各所で起こる

ちょっとあり得ない話だが、フンセン首相のプノンペン都ロックダウンに関する音声メッセージが閣僚会議出席者の何者かによって先行リークされ、それが昨日午後5時過ぎにSNS上に流れ、日用必需品や食料・飲料を求めて都内のスーパーやコンビニ、店舗に大勢の人々が押しかけ買いだめする騒動が各所で起こった。特に夜間外出禁止の午後8時頃は一部買い占めに人々は殺気立っていたという。

プノンペン各所で14日の夕方買いだめ騒ぎ起きた

 

その後、買いだめ騒動をしった政府は慌ててフンセン首相の音声メッセージを流すはめになった。ロックダウンは事前に知れ渡ったのだ。首相はその音声メッセージでロックダウンの指令を発表し、さらに「首相は「申し訳ありませんが、正式には発表されていませんが、政府や政党の責任がないため、私の声(音声)が漏れています。この人は後で見つかったときに罰せられるだろう」と語ったという音声を報じさせた。個の放送自体の報道がながれたのは15日午前0時すぎであった。憮然とする首相の写真を見るに政府の大失態が窺われる。

15日午前10時過ぎに、各所の渋滞は解消し、プノンペンの街は車や人通りが消えた。

SAI TRAVELグループ プノンペン支店 駐在員

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