<駐在員便り>アストロゼネカ・ワクチン接種体験記

                           

2021年09月04日

ワクチン接種、早めに接種会場へ向かう人、慎重に構える人

日本の感染状況の深刻化もあって、「中国製であってもワクチンを打った方がいい」という雰囲気が特に飲食店関係者の在カンボジア外国人にも拡がり、背に腹は代えられないとばかりに「中国製なんて」「コロナなんてインフルでしょ。」と言っていた者たちまでもが在カンボジア外国人枠ワクチン接種に走り出した。

それでも持病のある人やワクチンを打つなら日本で、と慎重に構えて人たちにワクチン接種へ背中を押すようなニュースが8月に入って来た。

 バイデン政権になった在カンボジア米国大使館は自国民にワクチンを接種するように警告を発した。

 日本からアストロゼネカ製ワクチンの無償供与があった。

 

 民間病院のRoyal Phnom Penhで米国製ファイザーワクチンが<有料>だが打てる。

 カンボジア政府があらたに外国人向け接種キャンペーンをプノンペンで始めた(2度目:期日は8月初め~98日まで)。

インド変異種デルタ株が8月に入りプノンペンは全国症例の3040%に占め、日本では爆発的な感染状況で一日当たり2万人以上の感染者が連日というニュースである

これでは「カンボジアでワクチンを打つか」と覚悟を新たにした在カンボジア日本人が多かったのではないか。こういう筆者も日本の感染状況が落ち着いたら日本でワクチンを成田か羽田空港の帰国者用で打つかと考えていた。

それでも感染の恐怖はひたひたと迫って来る。帰国が長引くなら上記のにすると8月23日頃には決めていた。だが、は市場アンケート調査状態で予約さえ始まっていない。仕方がない、ここで打つか、と想いに至った。カンボジア人の知人たちがいろいろ当たってくれた。そこで先週の27日、プノンペンの公立病院へ朝8時に行った。行くと病院受付前にはバイクやトゥクトゥクの運ちゃんたちがたむろ、カンボジア人と外国人も区別ない接種と聞いていたが、この光景で「やはりな、来るんじゃなかった。ワクチン打つ前にコロナに感染じゃないか」という想いだった。そして受付に訊くに「もう終わった」と言われた。近くの警備の警官に訊くに「明日朝4時に来なきゃ番号券をもらえない」と言われた。朝早く来て番号券はいい、だがそれから始まるまで何時間まつのかよー、と想いつつ帰宅した。幸い、カンボジア人から連絡があり、「ここなら丁寧に受け付けてくれます。予約も取れます。朝8時でも大丈夫です。」という公立病院を紹介された。連絡をくれたカンボジア人は直接病院と交渉してくれた。

そこに在カンボジア日本大使館より配信メールが28日にあった。見れば、「カンボジア日本人会が実施するワクチン接種事業について(追加希望者公募のお知らせ:締め切り829日正午)」というもの。在カンボジア日本人会からの2回目の通知であった。1回目、うっかり読み忘れていた(824日配信メール)。2通目をよく読むと、826日の締め切りが29日正午まで延長とある。

早速、日本人会HPを訪ねキャンセル待ちのフォームに記入して送った。すぐに日本人会より返信があり、そこにカンボジア人が接種する時に地区警官が配るワクチン接種契約書とその日本語約のドキュメントがあった。なら、焦ることはない。先ずは、30日(月曜日)に朝8時に行って受付だけでもしておこう気持ちであった。

私の懸念は、2019年12月初めに心筋梗塞が出た。カンボジアの診療所での診察では諸検査の結果が良くなく、家に下着も取りに帰れずにプノンペン都で唯一心臓内科のあるロイアルプノンペン病院へ救急車で運ばれ入院。バンコクの病院への搬送を希望するや、翌日の夜に空飛ぶ医者、看護師が現れ、救急車で空港へ、プライベートジェット機でベット上のままの姿で4人ほどの医師と看護師付き添いでバンコク空港へ。出入国手続きはパスポートを渡して医師と看護師さんが代行。まさに文字通り映画のようなVIP扱い。そこから救急車でバンコク病院へ、19年間で3度目の入院である。海外旅行保険に入っていなければ、2度目の心筋梗塞であの世へ直行であったろう。

その後、旅行保険が切れで持病となっため、再加入できず診察も高額でしていない。持病となったから、毎日の数種類の薬を服用。帰国して日本の保険証を持つしかない、と思っている内に日本の感染状況が益々悪化、さらに日本の外務省は今年になって「タイ、カンボジアへの渡航自粛勧告」を出す。身動きできなくなった。そんな状況中のワクチン接種である。

30日に案内された病院では「上級国民」扱い、接種は手続きを含め15分で終了

30日、朝8時に病院へ着き、入り口でパスポートを提示したところ、番号札43をいただき、向かって右の人だかり建物に向かい。日本語の案内の声が聞こえた所近くに行ってみると受付があり日本人会からいただいた記入済フォームを渡した(一人待ちのみでした)。受付右側の接種者の若い看護士さん招かれ、接種を終え、次は写真を、と警察官に声を掛けられ、建物入口に向かいました。入口左手に日本人も混じって多くのカンボジア人が椅子に座っており、ここで待つのかな?と思ったのが、すぐ招かれて一人待ちで写真を撮られ、記入された接種カードを頂きました。この間、15分程度です。案内の日本の方へお礼を言って帰宅しました。あまりの接種手続きのあっけなさと、丁寧な対応で驚きました。こりゃカンボジア人一般の接種待ちの人たちからみれば、「上級国民」、「特権階級」並みなんだろうな、何だか申し訳ない気持ちでした。

それにしてもワクチン接種については在カンボジア日本人会に感謝するばかりです。これも在カンボジア日本大使館が後援してくれたお陰でもあります。

一方、帰宅するや日本のニュースの東京都の予約なしの大規模接種会場の混乱が眼に入った。大規模とは名ばかりの接種人数、「200人とは離島の小学校規模じゃん」、私なら怒りだす。翌日、300人で抽選方式。そこに2千人以上。「並んだ人たちは偉いなー、それに怒らぬことも耐えることも。でも俺はそこまではしない」と思った。渋谷のニュースを見て、大規模と言いながらわずかに200人接種限定に驚き、あきれました。午後からの接種が朝7時半に打ち切り、主催者側の想像力の無さ、準備の怠慢、これが日本人なの?という想いで見ていました。翌日100人増やして抽選方式に切り替えたというが、これも酷い。「今度は田舎の小学校規模じゃないか。」炎天下に早朝から並ぶ人々に自分の身と比べて深く同情すると同時に行政の企画力の貧しさに暗澹する次第でした。

さて副作用ですが

  1.  接種自体、痛みはほとんどありません。
  2.  その日、のんびりですが仕事もできました。
  3.  接種当日の夕方、倦怠感が出てきて眠さもあり、体温は36.8度になっていた。解熱剤をいつもの半分にして飲んで寝ました。2時間後起きたところ、身体の火照り、倦怠感が有り体温37度、それから1時間後には37.5 度になり解熱剤1錠を飲みました。頭痛は少なく倦怠感がひどい。一切の作業を止め、ヘッドホーンの音楽を聴くのみで眠気が起きるのを待ちました。
  4. 翌31日、朝はいつもの状態で起きられました。夕方になると身体が火照り、倦怠感が出てきて2時間ほど眠る。解熱剤服用でした。体温37度弱。当日夕方の方が翌日よりも身体の倦怠感、頭のボーとした状態がきついです。また、筋肉痛です接種箇所の痛みが当日夕方よりありましたが、大したものではありませんでした。
  5. 翌々日9月1日、一日を通じて副作用はありませんでした。幸いいつのも常態に戻りました。

副作用は、一般的に人それぞれです。加齢ほど副作用が出やすいようです。全くない人もたくさいます。

ここ3日間を空けて、ようやく副作用も収まったなと仕事を続けており、この<駐在員便り>を投稿する次第です。

アストロゼネカワクチンですが、副作用は2回目の方がファイザーと比べ少ないとのこと。2回目は10月8日です。1回目から接種カードを受け取りました。

ーSAI TRAVEL グループ NEW SAI TRAVEL プノンペン支店:駐在員ー

*追伸:海外への旅では、海外旅行傷害保険に加入しておくことが必須です。

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