<2月20日市中感染事件> 1週間で累計感染者数236人を数え、1都2州63か所を封鎖

カンボジア

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2021年02月26日

カンボジアの<2月20日市中感染事件>と名付けられた新型コロナ感染第3波は、カンボジア政府を狼狽させるような感染者増加と感染地拡大をもたらした。20日に市中感染を確認し、発表後、フンセン首相が2度の特別放送で国民に呼びかけ、26日までの保健省から発表によれば、同事件関連で累計感染者数は236人-24日は一気に感染者数が50人超ー、感染地域1都2州(プノンペン都、都を囲むカンダール州、シハヌークビル市のあるコンポンソム州)に拡大し、26日現在封鎖箇所は63か所となった。

同事件、その本質は「中国人コミュニティー事件」というもの

この事件、カンボジアの政府や国民にとっても驚き感染拡大だが、その本質は中国人コミュニティー事件ともいうべきものである。事件の発端は2月8日の隔離ホテル脱走の4人の中国人男女である(お金をもらって見逃したカンボジア人の4人警備員は拘留された。はした金で悔やんでいるに違いない)。彼らが先ずは一気にプノンペン都の中国人コミュニティーともいうべきマンションやナイトクラブ等で感染を拡大させたもの。それは、5年以上前に第2のマカオと呼ばれたシハヌークビル市に感染を拡大させたことからもわかる。実に236人の9割超が在カンボジア中国人が占めている。そして地域社会のカンボジア人の感染者は限定的で、またその他の国籍の人たち(日本人1人が含まれる)のへの市中感染が極めて少ない。つまり同じマンション、ヴィラと名乗るサービスアパートメントや夜の遊びでバッテイングしなければ、感染を逃れ易いというもので、いかにも海外中国人の行動が同国人同士で固まっているかを示すものである。

また、カンボジアでも封鎖といっても、数は多いがきわめて限定的、局所的である。この点は非常に良い。所謂中国型ではなくベトナム型封鎖である。ベトナムのコロナ対策はコロナ感染の波を繰り返すことで学び―事実波毎に収束期間が縮まっている―、柔軟な対応で世界にコロナ対策を誇るものである。

カンボジア型封鎖、ベトナム型に準じながらぬるい、緩い

カンボジアの場合、ベトナム型に準ずるが柔軟というよりぬるい、緩いという印象がある。感染者をだした建物、地域なら感染者の住居とそれが面する通りの1角を封鎖するというもので、その封鎖地から期間中は出ることができない、入ることはできるが入ってら出られない、というもので食事デリバリーのバイクはOKというものだ。だから在カンボジア日本大使館も在住日本人への配信メールも下記のような内容である。

22日現地時間の夜7時過ぎの配信メール

「「家屋等の封鎖について

保健省は、2月20日コミュニティ感染事案に関連し、さらに24か所の施設を封鎖した旨発表しました。同発表によれば、現在、封鎖されている施設は47か所となります(本メール文末参照)。

今後、いずれの施設が封鎖対象となるかは、予断を許しませんので、カンボジアに滞在中の皆様におかれましては、封鎖に備えて、事前の準備されることをお勧めします。

なお、封鎖された場合でも、物品のデリバリーは可能とのことですが、封鎖からデリバリーの許可まで、1日程度の時間を要する場合があるようです。

既に封鎖対象の建物に居住されている方の情報によれば、以下の物品の入手が困難な場合があるようです。

◇ 飲料水

◇ トイレットペーパー

◇ 現金(デリバリーの支払いをクレジットカードで行わない場合) 」

といった内容である。突然の居住地封鎖でもこの程度と食料買い置き程度で済むのである。

事実、封鎖地以外では人々はいつも日常生活を送っており、昼間の交通量はあまり減っておらず、夜の会食は避ける傾向にあるといったものである。過敏な日本人には拍子抜けするような奇妙な生活感覚である

*掲載写真:市中感染が心配で検査を受ける人々 画像:Phnom Penh Postより

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